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リメンバー・ミーのyamakのネタバレレビュー・内容・結末

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

音楽のために家族を捨てて出て行った父親を祖先に持つ一家は、代々音楽を禁じているが、少年ミゲルは大ミュージシャン・デラクルスに憧れて、密かに音楽を志す。出て行った祖先がそのデラクルスで…というところまでは想像がついたが、ヘクターが重要な役割である予感はしていたものの、実の祖先だったところは予想外で、ラストにかけてどんどん盛り上がり、見入ってしまった。最初のデラクルスの死に方があんまりだなと思っていたが、悪役と聞いて納得し、ラストのかぶせもむしろクスッときた。
年に一度写真を飾っておくと祖先が戻ってくるという設定や、誤って死の国に行ってしまい、そこで真実を知ったミゲルが現実世界のママ・ココとの架け橋になるなど、アニメーションならではのストーリーライン盛りだくさんで、非常によかった。また観たくなる作品だった。
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