同時上映のアナ雪と合わせて、「家族」にスポットを当てた心温まる物語。
音楽と家族をつなげるあたり、毎度毎度ほんとにすばらしい作品をよく作るもんだと思う。
家族を思う気持ちが伝統として残る町。
1年に一度、死者が帰ってこれる日。
音楽との関わりを絶った家族。
自分の中にあふれる音楽への思いを止められない主人公ミゲル。
どんでん返し。
ココおばあちゃん。
ラストシーンは涙腺崩壊。
黄泉の国の描き方も暗くなり過ぎず、悪のやっつけ方も気持ちがいい。
人の2度の死も、説得力のある伝え方。
文句の付けようがない。
配給の優しさなのか、前から思ってたけどところどころ出てくるカタカナ表記が違和感。
子ども向けということなのか。
子どもの頃の自分なら何も思わないんだろうけど、好きで観てるとどうも引っかかる。
吹き替えで観てる時点でとやかく言う筋合いはないのかもしれないが…。
それから悪の退治はスッキリしたが、あれを旧ピクサー作へのオマージュととるかネタ切れととるか。
大勢の観客、カメラ中継、舞台裏という環境でピンとくる人は間違いなくピクサー好き。