Toineの感想文

ぼくのエリ 200歳の少女のToineの感想文のネタバレレビュー・内容・結末

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【永遠の愛を誓う】
ヴァンパイアもので1番好きな作品!
ヴィジュアルがシンプルなんだけれどお洒落。
血の色を主に控えめな赤色の使い方がとても好きです。

エリの人生は地獄だ。
去勢され吸血鬼にされ愛する者は自分より先に老いて死んでいく。
パートナーが亡くなったらまた次の人間を見つけなくてはいけない。
そして誰かに依存しなくては"食事"が手に入らない。生きられない人生。
それが永遠に続く。
さあ、2人で修羅の道へ。

エリの為に。オスカーはきっと死ぬまで大変なおもいをしなければならないのだろうけど、あそこまで誰かを守りたいと好きだと想える経験をしてみたいとも思う。

残酷だけれどあの関係が純愛に見えて眩しかった。