猿山リム

ぼくのエリ 200歳の少女の猿山リムのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
2.3
 マンガの「ぼくのマリー」を全巻読了した記念にタイトルの似たこの作品を鑑賞。
 12歳の主人公が同世代と思われる「エリ」と出会う物語。
 まぁ欧米の12歳はだいぶ大きく、日本では小学生ぐらいなのにそうは見えない。

 「200歳のエリ」とあるので、まぁエリは12歳ぐらいではなさそうではあることを日本の鑑賞者にはパレてしまっているが、原題は別物。
 200歳というのもピンとこなかったが、ヴァンパイアもの。

 12歳の肉体のまま時を過ごすのはいいとして、精神も12歳のままなのかしら。

 いじめられっ子の少年が、越してきた不思議な隣人と出会い、隣人が吸血鬼だと気づいた末に、関係をはぐくむ物語。
 邦題は、センスがないだけではなく、かなりの大嘘らしい。
 ・・・原作やオリジナルでは全然別の解釈が成り立つ物語らしい。
 
 物語の主軸は少年に乗っているけれど、吸血鬼らしい描写も割とある。
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