猫そぎチャンスペロッテ

ぼくのエリ 200歳の少女の猫そぎチャンスペロッテのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督トーマス・アルフレッドソン、
長編4作目次作「裏切りのサーカス」
原作ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト、原題「MORSEモールス」、
出演カーレ・ヘーデブラント、


オスカーが素敵だった

気弱で静か、すぐにも崩れ落ちて消えてしまいそうなオスカーが、どんどん成長し、男らしく決断をするところが頼もしい、
そして、もたもたしているが、交信手段にモールス信号を使うことを思い付く、
暴力はよくないけれど、暴力があってオスカーは成長できた、それとエリを好きになって強くなっていった、
それをエリが教えてくれた💕

エリが素敵だった💗

12歳のまま生き、不自由な宿命のエリ、永遠の命をもつが、人間のように生きられない運命にある正真正銘のヴァンパイア、
エリは、空気を読み隠密に行動し、暴力的に人間の生き血を吸って生きる、
しかし、オスカーに出会い心を引かれていく、そんな一途なところがあるヴァンパイア


「人間」を好きになったエリが心を開く、そして孤独の悩みをオスカーに告げる、
「殺したいと思っているでしょ、相手を、殺してでも生き残りたいと思うでしょ、、(うん!)、それが生きるってこと、、、❗」
「わたしを受け入れて、少しでいい♥️」

しかしエリは、オスカーに正体を知られて去って行く・・・去って行くが・・

オスカーが、スポーツセンターに呼び出されると再びエリが現れて・・・


この物語がどんな結末を迎え、二人の運命が行き着くところを知らない、
しかし困難があっても、2人が幸せになればと願ってしまう極上の物語です💗

この作品には、物語と会話のテンポに静逸な間合いがあって、人が血を抜かれ死ぬけれど、《北欧の詩的な雰囲気》に引き込まれていく‼️
そして誰かを好きになる(ホントニ)💕

「吸血鬼映画」として選りすぐり作品です❗面白かった❗