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ぼくのエリ 200歳の少女の4747のレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
3.6
学校でいじめられっ子のオスカーはシングルマザーの少年。
ある時、隣に引っ越してきた、同い年の少女とエリと出会い恋に落ちるが、エリには重大な秘密があった…。

少数派の少年少女を扱ったという観点で、是枝監督&阪本裕二の映画「怪物」を彷彿とさせる内容。
実際には本作の方が15年以上も前の作品のため、繋がりは無いように思えるが、同時にこの感性の映画を作っていることから、北欧は少数派を受け入れる感性がかなり進んでいたことを窺い知れる。

知人から究極の愛、という触れ込みで鑑賞していたため、若干期待し過ぎた感はあったが、北欧特有の物静かな雰囲気と全体に広がる退廃的な描写のマッチが印象的であった。
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