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ぼくのエリ 200歳の少女のhokaのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
3.1
C.G.モレッツのリメイクは以前に鑑賞済み。

いじめられっ子オスカーが、隣に住む謎多きエリにシンパシーを抱くという流れは自然だし、その秘密を共有する方向性も、その現場を確認していない以上理解できる。

Let the Right One In
原題の意味するところの本意は推し量るしか無いが、種族、性別、年齢に関わらず、正しき相手を【受容】する事だと思う。

大体人はBlood sausageを食うし、すっぽんはよくて、人はダメだというのも片手落ちだ。

血液という、90%以上が水分でたいして栄養価が高い訳では無い液体で、十分な栄養を補給するとなれば、エリぐらいやらないと間に合わない。

それに自分を護もる相手が必要な場合、少女の姿が都合がいいのも理解できる。

この映画は印象的な最後のプールのシーンに尽きるが、いじめっ子を一掃したエリーとオスカーの行く末は、如何なるのだろう?

一緒に居れば、きっとなんとかなりそうだ。
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