ヒロオさん

ぼくのエリ 200歳の少女のヒロオさんのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
3.7
いじめられてばかりの少年とヴァンパイアの少女の物語。

北欧らしい、静かで寒々しいトーンのホラー。
予想よりも、容赦なく残酷なシーンが描かれている。

疎外感を感じている2人が惹かれあい、純愛を育む様子が美しく描かれているが、その内実には暴力性や狂気が伴っていたりと、醜さを孕んでいる。

愛というより、執着に似た関係かも…?
明確には語られないが、エリと付き人の関係性は気持ち悪かった。

音楽よかった。
ヒロオさん

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