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ぼくのエリ 200歳の少女の346のレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
3.6
面白かった。面白かったけど、個人的に驚きがなかったかな。
ネットでボカシの真相を知っても、なるほど!とは思わなかったというか、台詞もすでに意味深ではあったから、そういうことねー。って感じ。

なんで、そんなに乗れなかったかというと、多分、あの、おっさんの悲しさのほうが胸にきたからかなぁ。

だって、あの、おっさんも、少年時代があったわけでしょ?きっと、主人公と同じように出会ったんじゃないかな?だからこそ、あの少年に嫉妬してしまうわけで。結局は、すべてを理解して、受け入れるわけだけど、なんかあの悲しい表情に感情移入してしまったことが敗因かな。

後半は、想像通りというか共依存でしかないというか、主人公は、あのおっさんになるだけの人生なわけで、それを愛の逃避行として捉えることができたら良かったんだけど、もう、おっさんの悲しい顔がちらついちゃって…。
だったら、もっと救いのない感じがほしかったな、と。

やっぱり、あのおっさんが(しつこい)
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