ぼくのエリ 200歳の少女のネタバレレビュー・内容・結末 - 56ページ目

『ぼくのエリ 200歳の少女』に投稿されたネタバレ・内容・結末

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雪の白、血の赤とプールの青、グロテスクなのに透明感のある描写。主人公たちの設定が哀しいだけに余計際立つ映像美にため息。
エキゾチックで少年的なエリ、北欧人らしさと嫋やかさを持つオスカー…ふたりの対照…

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エリはヴァンパイアなのであるが、それ以上にそもそも少女でない。
彼女と書いたけども、去勢された少年である。
(日本版では根幹にかかわるシーンでボカシが入ってしまっているが…)

そう思って観ると、オ…

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薄ぼんやりと暗く、冷たくも美しい、そんな雰囲気いっぱいの映画。

ハラハラするシーンや切ない気持ちになったりもする決して単調ではないストーリーだが、
それよりも雰囲気が前に出てくる「絵画」を観ていた…

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寒々しくてピュア。幸せそうな2人だけど、明るい未来が見えないのが辛い。

こどもの世界。

エリは「ずっと12歳のまま」と言ってるけど、見た目だけじゃなくて中身もだなとちょっと驚いた。ラストの短絡的さがまさにこどもだし、こどもでしかありえない残酷さ。でも人と接しないで生き…

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テアトル銀座のクロージングにて。これはすごい。観れて良かった。ここ最近ではかなり上位。寒いし痛いし切ないし気持ちが忙しく、口当たりは良くないけど、ひたすら丁寧で厚みがあると思った。二人のピュアな衝動…

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純真な主人公と雪国がとても似合うと感じました。最後は表面だけ見るとハッピーエンドのようですが、終わらない負のループなんだと思うととても切ないです。

少年と少女(?)の儚い希望の物語。二人の未来を暗示するかのような生々しい前半の描写が影を落とし続ける。バンパイア物の現実味のなさを消しきれなかったのが惜しい。プールで手を差し伸べるエリの澄んだ瞳に吸…

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陰鬱とした雰囲気と物語の悲しさはなかなか。ただ、安易なホラー展開はいらなかった。

ホーカンは未来のオスカーだ、の解釈を知るとさらに味わい深くなる。

エリと行動を共にしているおぢさんの存在がなかったら好きな映画にはならなかったかも。恋って、はい、そう。うん。ハリウッド版の「モールス」と見比べましたが、エリのキャラクターをよく表したビジュアルや演技…

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