猿山リム

キングコング:髑髏島の巨神の猿山リムのレビュー・感想・評価

1.1
 「ゴジラvsコング」の準備にこの一個前の「ゴジラ」を観て、テンションが下がりなんとなく後回しにしていた「キングコング」。
 一応、オリジナルも過去何度かのリメイクも一通り鑑賞している。

 リブートではあるけれど、ゴジラの世界観に組み込むためにかなり物語は変わっている。
 人工衛星で宇宙から観測できることが可能になったことで、今までたどり着けなかった未知の島を発見。
 調査しに行くことに。
 そこで色々ある流れ。

 軍人・学者・記者・・・様々な思惑が・・・という流れを意識しているんだと思うけれど・・・。
 彼らも、島の生き物たちも何一つ理にかなった行動をしておらず、物語として鑑賞するなら酷いの一言。
 ・・・
 モンスター同士の戦いは、それなりに迫力はある。
 島の生き物たちが動いている様も…理にはかなってないけど…見ごたえある。
 乱暴に例えるなら、タイトルと内容は一致しないし、物語も展開も出鱈目千万だけど、めちゃくちゃエロいAVみたいな感じか。
 物語も展開も人もモンスターも出鱈目千万だけど、動きは滅茶苦茶かっこいい。
 どんな内容でもAVならエロければ満足させられるんだから、怪獣映画ならかっこよければいいじゃん・・・的な。
 ただ、他の多くの人は物語の秀逸さを推しているもの実際。

 ネタバレになるかもしれないが、コングを都会に連れてくる有名なくだりはなかった。
 なので、当然・・・町のえんとつに登るシーンもない。
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