前髪メガネ

キングコング:髑髏島の巨神の前髪メガネのレビュー・感想・評価

4.0
キングコングは小さい頃に76年版と東宝シリーズの和製版しか観てきておらず、かつレジェンダリー怪獣映画が個人的にハマらないので観てなかったのですが、ゴジラVSコングを観る為に鑑賞。

神話の中だけの存在とされてきた髑髏島が実在することが判明し、未知の生物の探索を目的とする調査遠征隊が派遣される。島内に足を踏み入れた隊員たちは、あちこちに散らばる骸骨や、岩壁に残された巨大な手跡を発見する。やがて彼らの前に、神なる存在である巨大なコングが出現。隊員たちは為す術もなく、凶暴な巨大生物から逃げ惑うが……。

面白いじゃん!
流石33年版以降数々のキングコングを出してるだけあってキングコングの見せ方に磨きがかかっている!!
無理にリメイクという訳でもなく、過去作とは切り離し、大まかなキャラクターだけ引き継ぎ新しいキングコングとして作られていてまさに今の世代のキングコングといったところだろうか。

頭っから出し惜しみせずに登場させて、今の軍事兵器とも対決させて、未知のモンスターと戦う。あ、そうか。東宝のゴジラシリーズのプロットに似ているんだ。だから好みなのか。
レジェンダリーゴジラと一応世界線は同じなのに、モンスターをしっかりと映し出すし、物語の主役をコングに置いているのでちゃんと怪獣映画。素晴らしい!

キングコングが他のモンスターに比べ人間に近いからキャラクターをとても作りやすいのかもしれない。
コングと比べるとやはり他の巨大生物たちは動物や昆虫の雰囲気で野生として生きてる感が強く個のキャラクター性として無だったもんなぁ。コングを引き立たせる為でもあるとは思うけど、スカル•クローラー以外にも個性的なキャラクターもいてほしかったかな。
前髪メガネ

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