吉田ジャスティスカツヲ

キングコング:髑髏島の巨神の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

4.2
サミュエルLジャクソンとキングコングが対峙して睨み合い、2人の双眼が交互にアップされる演出で【どっちがどっちか判らなくなりました】


『私たちは超大作映画ではありません。80点を目指し、85点取ってやりましたよ‼︎』
とでも言わんばかりのB級の王様w
良くも悪くも90年代っぺぇ映画‼︎
シン・ゴジラがお口に合わなかった方は、きっと本作が観たかったのだと思います。

細かいことは無視。
誰か踏み潰されても全く悲しくありません。
さっきの彼。唐突に殺される必要あったの?
生かされてる意味も特にないけどetc…

猿が主役のお話はたくさん観てきましたが、今作のコングは非常に賢く、直立姿勢で、強くて、自然に優しくて、女性にニブい。
過去の何に一番近いかと考えて、旧作でもなく、ピータージャクソン監督版でもなく…
【大猿になってしまった孫悟飯】が良い例えかもしれません。
クライマックスでの戦闘シーンでは【脳内BGMがCHA-LA HEAD-CHA-LAです】

今回は吹替版で鑑賞しました。
主要キャラクターの声に芸能人を起用する問題について…3人とも上手くはありませんでしたが、その役柄に合っているため中盤から気にならなくなっている私がいました。

さてエンドロール後にとても重要なオチがあり、できれば席を立たないで頂きたいです。
私は序盤でその企画のことに気がついていましたが、それでも最後も最後の【ある音声】で一番テンションがブチ上がりましたわ。