極黒の女子中学生

キングコング:髑髏島の巨神の極黒の女子中学生のレビュー・感想・評価

3.9
夕陽をバックにしてそびえ立つキングコングの姿は、あまりに雄々しく絶句してしまった。やはり主人公と怪獣が邂逅するカットは燃える。

キングコングの脅威から一時的に解放されても、息をつく暇はない。
迫りくる数々の魑魅魍魎の数々に「お腹いっぱい」と言いたいところだったが、サミュエル・L・ジャクソンの強烈な役柄が美味しく、最後まで飽きずに見ることができた。(心なしか顔もキングコングに似ている)

そして髑髏島では巨大で理不尽な怪獣によって、人間の”名誉”はいとも簡単に淘汰されることを一貫して描いていたのも好印象。

ただ、怪獣がメインの映画ではあるものの、主人公の印象が薄すぎて最後までパッとしなかったのは残念だった。周りが濃すぎるから仕方ないのかもしれんが・・・