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キングコング:髑髏島の巨神のudaskywalkerのレビュー・感想・評価

3.6
怪獣映画の不屈の名作『キングコング』の起源を描いた今作。飽くまでもスピンオフという立ち位置にある。

舞台は1973年、ベトナム戦争が終わる寸前。特別研究機関モナークが地質調査を謳いサバイバルのスペシャリストを揃え、髑髏島を目指す。島は全体を積乱雲で囲まれており、まさに未開の地。軍用ヘリで積乱雲を潜り抜けると、そこにはどこか恐ろしげな雰囲気のある美しいジャングルが広がっていた。巨大生物、古代遺跡、原住民族、サバイバルの末に髑髏島から脱出できるのか。

ストーリーはこんな感じで、肩の力を抜いて観られる怪獣映画です。髑髏島への出発が近づく程にワクワクし冒険心をくすぐられました。ハワイを始めとするロケ地の景色は最高に美しかったと思います。(僕がハワイ旅行に行っていたタイミングでたまたま今作の撮影中の俳優陣に遭遇できたのはいい思い出。)キングコングの登場シーンも本当にかっこいい。映像美と迫力がとてつもない作品です。

序盤に「モナーク」という言葉が出てきて、これなんか聞いたことあるな、、、。と思い記憶を手繰り寄せると、ゴジラ!
そう、ハリウッド版ゴジラでも出てきましたね、この組織。鑑賞後に調べて知ったのですが、ゴジラを皮切りに今後も怪獣映画シリーズがゾクゾク公開されるとのことでした。エンドロール後のエピローグは絶対見逃さないように。

「“王”はコングだけじゃない、、、。」
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