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キングコング:髑髏島の巨神のumisodachiのレビュー・感想・評価

2.8
機内で。

冒頭に登場する日本兵の眉毛が人工的過ぎて(細面で色白の妙にキレイな男)、そこに気を取られて仕方なかったのだが、突然日本刀を持ち出してから色々と吹っ切れた。ま、細かいことを気にする映画ではないんだな。(当たり前か)

巨大生物たちは迫力があり、ハラハラドキドキする要素は十分。ただ、あまりにもキャラクターと展開に無理がある。

私はパニック映画に登場しがちな【理不尽すぎるバカな上長】が大嫌いなのだが、まあ、この作品にも出てきちゃうよね。あまりにも意味不明な言動にイライラが止まらない。ぶっちゃけ、途中からは全部あいつのせいだからね。

あと、スーパー傭兵役のトム・ヒドルストン。どう頑張ってもスーパー傭兵には見えない。良いカラダには違いない。でも、強くなさそう。そもそも、品の良さが滲み出すぎていて、この映画そのものに合っていない気が……。私はトムヒ好きなので、見ているだけで満足ではあるのだが、この役に適する役者は他にいるだろうと言わざるを得ない。

カメラマン役のブリー・ラーソンは良い。マドンナという感じは弱いものの、役柄にはマッチしていた。

いったい島の生態系はどうなっているんだ?巨大生物は全部1個体なの?などなど疑問は尽きないのだが、単純に映像を楽しむという点では、なかなかの良作だったなという印象。











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