4年ぶりの鑑賞。お二人のご結婚ということで、「糸」ではなく、こちらの方で。いまだに原作は未読。
前に見た時にも思ったけど、菅田将暉のこの頃の透明感や無敵感、危うさみたいなものが入り混じった、この頃だけの感じ。そして、小松菜奈も美しく、海と森と神様と、きれいな絵にきれいな役者、っていう素材は完璧!
なのに、色々勿体無いことになってる。まず、音楽が最高にイマイチ。音楽自体はきっと問題ないけど、使いどころと、全くマッチしてない歌詞。使う歌だけ先に決まってて、この映画のどこかに必ず入れてくださいって言われちゃってるような挿入感。こんなにきれいな絵なら歌詞無しの方がよっぽどいいのに。
それと脚本や演出。なんかコウちゃんと夏芽のやりとりがよく分かんない。夏芽も急に大声上げたりするし。あと船の上で怒ってる時、地団駄踏んでたし。地団駄。
良かったシーンは、大友と夏芽のバッティングセンターのシーン。「大友、好きにならないよ」。って言われたい!悲しいけど言われたい!重岡くん、報われない2番手似合うなぁ。
カナは何で証拠隠滅してくれたんだろ。コウちゃんに捕まってほしくなかったからかな。
とにかく、のちに結婚する二人って視点で見ると、この時しかない輝きの二人という貴重な作品、菅田好き小松菜奈好きは鑑賞マストです。