Gaku

リザとキツネと恋する死者たちのGakuのレビュー・感想・評価

3.8
70年代東欧のブタペストを舞台に、あやしげな日本人の幽霊トミー谷と三十代に差しかかった女性リザ、そして彼女の周辺で相次ぐ奇妙な死亡事件を調査する刑事ゾルタン、そして複数の人間が絡みながらも、奇想天外な物語が進み、ところどころ絶妙に外すユーモアで観る人を魅了してやまない。ケレンみたっぷりだが、日本のサブカルチャーの理解もなかなか。良きB級映画のエッセンスが詰まった癖玉の強い良きB級映画です。
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