GaPTooth

挑戦のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

挑戦(1939年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1880年。
アリゾナ準州メーサ・シティ。
ならず者たちによる駅馬車強盗で殺人まで起きたというのに、ナバホ郡ジャド・クローニン保安官は全く捜査する気がないのは、実は彼自身がならず者たちを手下として便利に使い町を牛耳っているから。

女教師バージニア・キングはクローニンに付きまとわれて辟易したあまり駅馬車(ウェルズ・ファーゴ・エキスプレス)でメーサ・シティを出てユマに行くことにするが、途上、バージニアの乗った駅馬車がクローニン一味のならず者たちに襲われる。

そこへ颯爽と登場したのがクリフ・メイスン(オーディ・マーフィ)。鮮やかにならず者たちからバージニアを救う。

ならず者たちのうちの1人は ピート・ヘンダーソンだと分かり、保安官に引き渡す算段をして、バージニアと一緒にメーサ・シティへ向かう。クリフの前職はレッドバレーの保安官だったという。銃を捨てて人間らしい生活を送ることが目下の願い。

さて、メーサ・シティ。
メイスンは駅馬車を襲ったヘンダーソンの逮捕を市長を通してクローニンに頼むが断られてしまう。だってヘンダーソンはクローニンの命令で駅馬車を襲ったんだから。
ここでメイスンは、市長からメーサ・シティを牛耳っているクローニンには誰も逆らえないことを聞かされる。保安官は選挙で選ばれるが、誰かが立候補しようものならクローニンの手下に殺されてしまう。だから対立候補も現れないまま現在に至る。

そこへ意気揚々とヘンダーソンたちがメーサ・シティに戻ってくる。
市長はトンプソン保安官にヘンダーソン逮捕を依頼。

が!逮捕しに来たトンプソン保安官はヘンダーソンに撃たれて死亡。ヘンダーソンは逃亡する。

さあ!クリフ・メイスンの出番( ノ^ω^)ノ
市長からメーサ・シティの保安官に任命される。

メーサ・シティの人々が見守る中、メイスンはならず者たちを逮捕する。
裁判。ならず者たちを「殺人幇助」で訴えるが、クローニンの提言した「治安を乱した罪」が採用されてしまう。ならず者たちは全員が有罪となるが、わずか25ドルの罰金が科されたのみで放免されてしまう。
この様子を見て熟慮したメイスンは、保安官バッチを市長に返す。

その夜。
メーサ・シティのダンスパーティ。
メイスンはバージニアと連れ立って来ていた。そしてラストダンス。恋する2人は良い雰囲気💕

クローニンから「バージニアには関わるな。関われば墓場行きだ」と脅されたメイスンは保安官としてクローニンに立ち向かうことを決意。

まずは「保安官以外の銃の携帯を禁じる条例」を可決させて施行する。
クローニンの横やりが入るが事なきを得る。

クローニンによる悪巧み。
メイスンはクローニンの手下どもに囲まれて絶対絶命のピンチ!デューク・アリソンの助け舟で全員を逮捕。

メイスンはアリソンを保安官代理に任命し、2人は共同してメーサ・シティの立て直しに挑むことになる。

まあ策士クローニンの悪巧みによってメイスンとアリソンは逮捕拘留されてしまうが、市長の介入で問題は連邦検察官の手に委ねられることになる。
そうなると非常に立場が悪くなるクローニンは2人を葬り去ろうと留置場に火を放つ。絶体絶命の2人🔥

何とか抜け出した2人。
クローニンたちと決着をつけるべく銃を構えて歩を進める。このシーンは最高にCOOOOL!炎煙と土煙(砂塵)の中、銃声が響き渡る!

アリソンは犠牲となったが、メイスンはクローニンたちを一掃( ノ^ω^)ノメーサ・シティに平和が訪れた。
メイスンは市長に保安官バッチを返してバージニアと2人で去っていくのであった。めでたしめでたし。

面白かった(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
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