このレビューはネタバレを含みます
原作未読での鑑賞。
バディものが好きで期待して見ました。
ドタバタコメディなのになかなかバイオレンス。とくに佐々木蔵之介演じる桑原は想像よりもずっと手が出るのが早く喧嘩っ早い性格なのがよかった。迫力がある。
腐れ縁のような2人の友情と言ったらいいのかわからない絆は魅力的。「わしのこと嫌いになったんか？」っていうセリフもやけに可愛らしさがあって印象的だった。
役者も関西出身のかたが多くて会話のテンポがとにかく気持ちいい。
とくに好きだったのは、車で桑原を助けに迎えに行った二宮が思い切り木下のことは置いていこうとしていたシーン。面白い。
しかしながら、他のすべてが非常に素晴らしかったのもあってか夢の中のシーンが妙に浮いているような印象がありやや気になった。
原作もシリーズものらしいので、ぜひ続編が見てみたい作品。
