垂直落下式サミング

新天然華汁さやか 処女組VS爆乳ヤンキーの垂直落下式サミングのレビュー・感想・評価

3.5
処女組VS爆乳ヤンキー。伝説の対決。
主演の桐山瑠衣は、眉をハの字にして口をムッとさせてる表情がうまい。ぶりっこになりかねないようなめっちゃうざい顔なのに、嫌みじゃなくみえる。
今回は、前作では希薄だったレズ要素を全面に出してきたのがエロい。前作では、あまり実在感のなかった処女組は、彼女らだけでいるときの女子女子した雰囲気が心地よい。台詞を掛け合いする様子にナチュラルな友だちっぽさがあり、女の園をのぞき見しているような気持ちいい背徳性を増している。
エロ妄想も面白い。爆乳エイリアン捕獲事件からの、昨晩は胸でオナった報告がアホすぎてたのしい。そして、爆乳をヤンキーに揉まれた主人公は、望まぬオーガズムに達してしまった屈辱をバネに奮起する。
喪女とヤンキーが男をかけて戦う!そもそもがスットンキョーなはなしなので、途中で何が目的なのか、けっこう見失けれど、底抜けアホ映画だから、まあヨシッ。
爆乳フルメタルジャケットで、桐山瑠衣のビキニ姿を披露。ほんと正しいっす。爆乳を持ち上げる背筋力。でかさとふとさがスバラシイ。女の子は、でかくてふといほうがいいです。
チアガールコスプレの撮影会は、男の汚ない声が邪魔なイメージビデオ風。いやに長いけど、実際に役者にカメラを持たせて撮った素材だからか、照明のバタ臭さがいい具合に素人っぽさを演出していて生々しい。他の処女組の女の子も同じ格好で並んでいると、主人公の恵体が余計に際立つ。
ジャージの女の子は役者が変わっていて、ボーイッシュってよりは姐御肌な気質にキャラ変。この子のセリフが面白い。「お前には神様から授かった立派な爆乳があるじゃねえか!」という言葉が、よくわかんないけど主人公を戦いに奮い立たせることとなる。
敗北したヤンキーに、武士の情けで手をさしのべるときの言葉も熱い。「ビヨンセだって、叶姉妹だって、アンジェリーナ・ジョリーだって、昔は俺らと同じ、処女だったんだぜ…。」なんだそれ。
新キャラのメガネ童貞は、爆乳とイッパツやらせてもらえばいいものを、格好つけて主人公の誘いを突っぱねる。最初は、身勝手な理由で誘拐されてフルチンにされてたのに、そんな諍いを忘れて仲間の一員に。義の人である。
さらに、ヤンキーとの戦いでは名セコンドとして再登場しエールを送る。「童貞や処女はイマジネーションが武器だ!経験者を凌駕する創造力をさらけ出すんだ!」その上、イケメン君への告白成功をいの一番に大祝福!ほんといいやつだな、お前!