ハネケ監督初体験。これ観おわったあとでじわじわ来るタイプの映画。
観てる間は登場人物と距離をを置きながら淡々と進む物語に自分の心に引っ掛かるところがなく時間が過ぎていった。この感情移入しにくく、人間性を欠いた表現がこの映画のポイントなのかなとあとで感じた。携帯やチャットをとおして人をみることしかできない現代の状況。
本来、将来の１３歳はキラキラしてないといけないはずなのに物憂げ。登場するすべての人物皆が必死に愛を探しているけど見つからない。
年老いた監督にありがちな最近の社会はって愚痴るモードもあるけど、よく考えると確かに一理あるなと納得せざるを得ない面もある。
