吐き気を堪えながらも、どうしても目を反らせなかった。映画だけど、これはどこかでは本当の出来事なんだろう、それが悲しくて、無力で、胸が押し潰されそう。
戦争が無くなればいい、とこの口から発したところ…
戦争を知らない身分からすれば、戦地に居る人の気持ちを慮ることは難しいが、この作品を見たら尚更「銃を捨てろ」だの「人を殺すなんて狂ってる」なんて軽々しく言えなくなるんじゃないだろうか。
この映画では…
調べれば調べるだけ、本作はリアリティの塊だってことを知る。兵士にさせられる。人であることを捨てさせられる。無邪気に笑うこが、前半と後半で全く違う、世界のどこがで起きているお話の一つ。
同じ時代にい…
このレビューはネタバレを含みます
作中で行われる少年兵への訓練と起用、住民への虐殺など数々の蛮行は殆ど我々がアフリカで行われている行為と知っているが、やはり映画として映像化されると心理的に耐えられないものになる。
アフリカの大自然と…
ようやく鑑賞。戦場に立った者はは例え子供でも変わってしまう。もう元の自分には戻れない。終盤の「僕はもう子供ではなく老人だ。この話をしたらきっと貴女は悲しむ。そして僕も悲しくなる。」が全てを語っていた…
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『トレーニング デイ』なんかも思い出したが、これも仕掛けられたレイヤーの一側面に過ぎないみたいで、戦場は好きだけど戦争は嫌い、戦士は好きだけど殺戮マシーンは嫌い、バイオレンスは好き…
主人公の独白がいささか年齢に不釣り合い、あるいは西洋的、あるいはキリスト教的過ぎることが気にならない訳ではないです。人物配置が結構寓話的なことも危ない賭けだと思います。しかしそれでも見てる内に怖すぎ…
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