このレビューはネタバレを含みます
紛争はあってもいちお平穏な街にすんでて、家族は仲良し。
教会での賛美歌?は太鼓とラッパも鳴り響いててハッピー全開
兄弟の仲が良い。、おじいちゃんへのいたずらかわいい
などなどとてもふつうの愛あふれるなかでそだった少年が目の前で家族を殺されてから
生きるために、いい子でいるために少年兵へなっていく。(このながれがどうしよもないくらい重たい)
キャンプ地は生活感や土着宗教シーンがあって、とてもいいね!ってなる。興味深い!
兵士としてみとめられてからの、たまに神様に話しかけて自分のバランスを保とうおしてるのがまた胸が痛い
指揮官、洗脳がうまいし、戦ってるとこは一緒に高揚感をもてるほど。
でもこいつは洗脳されてるのもしてるのもわかってやってるだろうなってかんじもする。
家族からもらってた愛情に似てるけど全然ちがうのに。アグーは愛情に答えたくて、いい兵士になってしまう。
ストライカーはアグーにやきもちをやくのかとおもったら、辛いときに肩を抱いてあげてて、わかってたのか!!と
後半のジャングルをひたすら歩くとこが長い。どうしよもないけど、前に進むことしかない。考えられない?反応したら心が本当に崩壊する。
最初のハッピーな音楽なんてない。ひたすら重たい。
肉体的にも精神的にもとにかく重たい。なにが救いなのか一緒に考える。
保護されて生きられるようになったって、救われてるのかわからない。海にはしって飛び込む姿に、ほんのちょっとだけ希望感じて映画おわる。
殺されそうになったときに、わたしは関係なくて、ただいただけなんです!って、ゆったって聞く耳もってもらえない環境ってめっちゃこわい。
どうしたって殺される絶望感かんじる映画はあまりないなとおもった。あそこにわたしがいたら頭をナタでかちわられたり、何発も撃たれるんだなって
何が悪いとか、考え出したらきりがなく、みたあともどうしたらいいのかわからなくなってる
選択肢、自由、多様性があるから争いはおこるなら。。うーーん
ハードボイルドグルメレポートででてきてた元少年兵たちのどこかにアグーがいるのではーいるのかなーどうなってたら安心できるのかなーこの映画を考えるとほんとに落ち着かない。やばいもん見た