ころぴ

ビースト・オブ・ノー・ネーションのころぴのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

途中から…もう見たくないって
思う程残酷で、辛い話だった…

「野火」を観たときと同じ感覚…
「モガティシュ」に出てた
自動小銃片手に奇声をあげていた
子供民兵を思い出した…🥺
そう、
この物語は普通の少年が
平気で人殺しができる兵士になるまでの
悲しくて恐ろしい話だった…

アフリカに住む「アグー」という少年
優しい両親。
貧しくても兄や妹、山の兄弟達と
仲良く暮らしていたのに…
内戦が始まる!
人々は村から逃げ出すが
母と小さな兄弟達だけ脱出するのがやっと
父とアグー含むお兄ちゃん達は
逃げたくても脱出できない…

もう、このシーンだけても
胸が痛くなる
襲ってきた政府軍…
捕まったらどうなるか…
😨😢…😞😢…😩😢

アグーは逃げた!
逃げて逃げて行き着いた先は…
森の奥地武装集団のテリトリーだった
命が助かるか、殺されるか
それは、何処にいても同じで
生きていくためには
そこで従うしかなかった…

初めて人殺しをする瞬間
殺す方も…殺される方も…
残酷なんて言葉では表現できない…
見ていられない🥺

アグーの生き様とその後を見届けてほしい
生きるために
生きるために仕方なかった

戦うことしか教えてもらわなかった
少年兵士達…
安息の地があっても
戦うことを選ぶ者もいる…

安息の日はやってくるのかなぁ…🥺
ころぴ

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