Piano

ビースト・オブ・ノー・ネーションのPianoのレビュー・感想・評価

4.4
ディカプリオの「ブラッドダイアモンド」と比べるとかなりリアル。
詩を読むようなアグーの語りに、ずっと胸が締め付けられていた。
無目的で無意味な残虐行為を押し付けられてきた子供達が、海に戯れる〝らしい〝姿を見て、やっと緊張が解けた。
暴力による強奪が正義ではない事を学んだ次世代へと、新陳代謝していった先に、心豊かな生活を思い描き目指すことが出来る社会があるのかもしれない。
イドリス-エルバのイカれたカリスマ感と、自身も内戦に翻弄された末の表情が対比的で哀しい。
Piano

Piano