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色あせてカラフルのAQUAのレビュー・感想・評価

色あせてカラフル(2015年製作の映画)
3.7
佐藤玲演じるカナミは幼少の頃から左頬に赤い痕がありそれがトラウマになっていた、今は社会人となり顔のアザもほとんどわからなくなったが(手術とかの描写はない)しかしトラウマが原因で他人と目を合わせる事ができなく、過去を知られることに対して拒絶反応を起こしてしまう。
そんなカナミがとある事をキッカケで自分を変えようとするのだが・・・というお話。

自分のトラウマを克服するのは頭ではわかっていてもそうそう簡単には実現出来ないよね、誰もが何らかしら抱えて生きてるから、自分だけじゃないって認識ができるかどうか、周りを受け入れて自分を受けいれるカナミの姿を観ててなんだか清々しい気分になったな

佐藤玲は普通に可愛いけど挙動不審な演技は意外と良かった

映画.com参照
東京ビジュアルアーツと下北沢トリウッドが「学生による商業映画制作」を目的として立ち上げた「トリウッドスタジオプロジェクト」(通称:トリスタ)の第10弾作品。なにかにつけて顔に大きなアザがあった過去を言い訳にして生きてきたカナミは、そのネガティブ思考のせいで、仕事も恋も友情も空回りしてばかり。ある時、ふとしたきっかけで、とある美容院で働くことになった彼女は、近所の明るい大学生やちょっとボケてるおばあちゃん、中学の同級生など、さまざまな人と出会う。人それぞれに違う過去があることに気付いたカナミは、自らも過去から離れ、今を生きていくようになっていく。キャストには田中要次、研ナオコといったベテラン勢も名を連ねる。

色あせてカラフル
2015/日本
配給:トリウッド
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