遺伝子によって適正、寿命までもが決まってしまう世の中であり、遺伝子操作によってエリートを産むことが普通な世の中。
その世において両親のカーセックスでの自然妊娠により、いわゆる劣性遺伝子を持って産まれた主人公が運命に抗いながら夢を追いかける物語。
自分の遺伝子による適正や病気の可能性を知れるというのは自分も賛成。ただそれによって全てが決まるというのは少し合理的すぎて人間味がなくて寂しい感じはする。
これが20年以上前の作品ってのが驚き。
一つの事件に沿ってストーリーが進んでいく中で、夢、友情、愛情、家族といった要素が各所に散りばめられていて、繊細でスタイリッシュな世界観に終始没頭しました。
伏線もちらほらあり、ちょうど良いスッキリ感。
これはSF映画という括りなのか？という非常に満足度の高い映画でした。ほいで若かりしジュードロウはイケメンすぎ。
