カレス

ガタカのカレスのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
3.6
IMDb 7.8
SF・スリラー
吹替版

評価が高く、ずいぶん前からこの映画を見たいと思っていた。
「ガタカ」は1997年の映画だ。
1997年というと25年も前だが、スペースシャトルの運用が1981年〜2011年だったということを考えると、当時でも科学技術はずいぶん進んでいた。今と大きく違うのは通信技術(インターネット)だろう。
その年の他のSF映画は、例えば
メン・イン・ブラック
コンタクト
フィフス・エレメント
スターシップ・トゥルーパーズ
エイリアン4
比べると「ガタカ」は1番現実味がある設定だ。この映画のSFとしての特徴は高度なDNA技術が描かれていることだ。いまでは皮膚から剥がれ落ちた欠片からDNA鑑定するのは普通にありそうだが、25年前には一般には考えられなかったのではないか? ただ、非凡な発想ながらこの点(DNA技術)に特化し過ぎた感じがする。
背景描写に既存の建築物を利用したことに大いに評価できる。

「2001年 宇宙の旅」は、当時の映画製作技術の高さが評価される面もあると思う。「ガタカ」も当時にしては、DNA技術というテーマが斬新であった、という理由で評価されたのではないか。

ジュード・ロウはシブかった。
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