MubaoMasato

ガタカのMubaoMasatoのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.3
「ガタカ」
遺伝子の優劣で築き上げた社会制度またはカースト制度。それは完璧に築いていた。血、尿、髪の毛、拍動。DNAが残るモノは全て。
しかし、主人公は妊娠で生まれ、30年しか生きれないし、病弱であった。
それを見た親は遺伝子操作で弟を産むようにした。そこから、主人公は劣勢の立場に置かれる。努力は実らないし、夢も叶わない。

だが、彼はこの劣勢のカーストだが、ある事を決意する。
それは優勢の遺伝子を持つ人間に偽ることだ。だが、偽るには相手の両省とDNAが必要であるし、自分を捨てることと完璧な証拠隠滅が大事になる。つまり、自分の人生をリセットするのだ。
そして、主人公は車いすで優勢の男の人を見つけた。そこから、偽りの人生と夢を追いかける。

この世界をどのように作ったのかに気になる。一番良かったシーンは、主人公と愛する人の時に、主人公が警察に暴力するシーンですね。
女の人は暴力を人生で見たことが無いと思います。見たことがあり、逃げたかったら警察を殴るのは仕方が無かったと思いますが、あの悲鳴は優勢のカーストでは見たことが無かったと思いました。

最後は完璧な終わらせ方でした。良い映画でした。
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