吉良吉影

ガタカの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

ガタカ(1997年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

生まれ持っての才能は人それぞれ。人には誰にもが長所と短所があるものだが、この作品では徹底的に短所に繋がるDNAを非適合者として排斥している。才能のある優秀な奴だけが適合とされるこんな世界は勘弁。

主人公も自然妊娠による不適合者としての組み分けをされてしまったが、最後まで諦めずに手段を選ばずに宇宙局へ入社。結末は夢である宇宙へ旅立つことを叶えた。メッセージ性からも、努力という単語に相当の重みを感じることがてきる映画。

こんなに壮大なテーマなのに、兄弟の競争に遠泳を使うのが少しギャップに感じた。近未来感っていうよりも、かなり現実的な手段だからである。
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