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ガタカのyumikoのネタバレレビュー・内容・結末

ガタカ(1997年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダカタ、タガタ、じゃなくてガタカ。ずっと覚えられず、そして一度寝落ちしたことがありやっと再鑑賞しました。そう、DNAのAGCTだから、「ダ」はないんだよ!

そんなことはどうでもよくて、近未来を描いた1998年の作品。とても不思議な無機質な空間の建物で、装置などもレトロに見えるのが好きです。

同僚で恋人のアイリーン(ユマ・サーマン)、刑事(アラン・アーキン)、DNAブローカー(トニー・シャルーブ)など出演。
ユマ・サーマンの美しさよ。

そして、はい。今回もラスト、睡魔降臨。決してつまらないわけではないの!画も美しいし、ストーリーも、ハラハラするし目が離せないんだけど、その静けさというか、無機質さというか。
ラスト数分。どうやっても起きてられなくて(催眠効果、挿入されてないよね?)白目になりながら、10回くらい戻してなんとか、見終えましたが…翌朝やはりラストを思い出せず…
クリアな頭で見直しました。
すゔぁらしかった。

宇宙船の内部や、飛び立った後は一切描かれてないのも良いですね。果たしてタイタンに行く人たちは幸せなのか?とすら思ってしまう。でも、そこではない。ジェロームの苦悩も相まって、とても切ない気持ちになりました。良いですね、静かで切ない。心拍数が下がるというか。

以下は忘れないために、あらすじをメモ。
ネタバレしてます。



遺伝子操作が可能になり、優秀な遺伝子を持つ受精卵のみを選別して生まれた人間「適正者」が優位に立つ近未来のお話。自然出産で生まれた「不適正者」は生まれた瞬間、これから罹るだろう病気や寿命まで告げられ差別されていた。

自然出産で生まれたヴィンセント(イーサン・ホーク)は、適正者の弟アントンと比べ体は弱かったが、宇宙に行く夢を諦めなかった。

しかし、宇宙飛行士は「適正者」にしか認められない仕事だった。ヴィンセントはDNAブローカーの手を借り、交通事故で半身不随になってしまったジェローム(ジュード・ロウ)の遺伝子情報を装い、宇宙局「ガタカ」の局員となったのだ。

努力して認められ、土星のタイタン行きを間近に控えたある日、ヴィンセントの上司が殺害される事件が起こり、ヴィンセント自身の不適正者の、DNAが検出されてしまう。局員全案にDNA再検査がされるなか、ヴィンセントの秘密はばれてしまうのか。

出発のその日、抜き打ちのDNA検査が行われるが、不適正者の息子を持つ検査医師により、見逃され、宇宙に出発するヴィンセント。ロケットの、炎とジェロームの炎が重なりとっても切ない。
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