無機質で静かな雰囲気で進行される物語だけれど、人物たちの抱える感情は熱くて、その差が一層に鮮烈さを産むのか魅入ってしまいました。その違和感のある美しさが私は好きでした。
もっと長くても良かったなあと思いもしましたが、あっさり静かに終わるところもまた切なさを助長させてたのかな…見終わった後なんだか寂しかった…
ジュード・ロウが本当にかっこいい。
あれは遺伝子操作で生まれたというのにめちゃ説得力がある。
でも遺伝子操作したって人間は人間なんだね、彼の結末を見るのはとても寂しかった。
切ない、寂しい、美しい、熱い映画だった。
私は大好きです。