まつむらはるか

ガタカのまつむらはるかのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
5.0
「運命に抗えるか」というテーマで、最も好きな作品の一つ。

遺伝子操作によって生まれるデザイナーベイビーが主流の時代に、自然妊娠で「不適正者」として生まれた主人公と、「適正者」の中でも優秀だが事故で両足を失った銀メダリストが取引をし、DNAを詐称する。

DNAと宇宙、ミニマムとマキシマム両極端の神秘に近づこうとするテーマと「昔から見た近未来感」の無機的な静けさと、儚さがこの上なく美しい。

このジュード・ロウがかっこよすぎて………………