このレビューはネタバレを含みます
2021年日本公開映画で面白かった順位:1/131👑
ストーリー:★★★★★★★★★★
キャラクター:★★★★★★★★★★
映像:★★★★★★★★★★
音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★★★★★★★
「モンスター・ヴァース」第4作目。
日本の『ゴジラ』シリーズと合わせて通算第35作目。
アメリカの『キングコング』シリーズ第9作目。
もうね、これよ、これ!
ハリウッド映画はこうでないとってぐらいド派手すぎる映画で大好きすぎた。
とにかく映像とキャラクターのヤバさよ!
前作の怪獣勢ぞろいのインパクトも相当なものだったけど、今回はコングとゴジラのガチ対決ってことで、キャラクターが絞られている分、より愛着がわきやすくなっている。
日米において不動の人気を誇る2体の怪獣が暴れまわる構図は圧巻すぎる、、、!!
これは公開された各国で1位になる理由がわかるわあ。
コロナ禍による閉塞感を盛大にぶち破っていく感じが、人々に受け入れられやすいってのもあったかも。
その怪獣同士のバトルが最大の見どころなんだけど、人間って本当に無力かつ無能かつ無駄な存在なんじゃないかって思えるぐらい怪獣たちの存在感が凄まじすぎる!
香港の街をグッチャグチャにしながらフルボッコしまくるシーンは映像革命すぎて、あまりの迫力に開いた口が塞がらなかったほど(笑)
あと、意外にもコングのキュートさが増してるんだよね。
彼はもともと優しい性格で愛情深いキャラクターなんだけど、『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017)よりもその性格が顕著だった。
ちょっかいさえ出さなければ穏やかなゴリラって感じで、今回もジア(カイリー・ホットル)とコミュニケーションするときの表情がかわいかった。
でね、まさかね、本当にまさかのね!
ゴジラ対コングっていうところに引っ張られすぎたんだけどね!
これ作ってる人たちも予告で出したくて言いたくてたまらなかっただろうなっていうアレね!
メカゴジラ!
機械なのにヌルヌル動くあの感じ!
コングをコテンパンにしたゴジラをねじ伏せるあの強大な力!
存在自体にもう大興奮なんだけど、それ以上にメカゴジラのあの強さに全身鳥肌立つぐらいテンションぶち上がった!!
そして、そのパイロットである芹沢蓮!
あの芹沢博士(渡辺謙)の息子ってことで小栗旬が演じていて、「モンスター・ヴァース」にまた日本人が絡めているところにうれしい気持ちにはなった。
ただ、彼自身はセリフも少ない上に、どういう立ち位置なのかちょっとわからなかったのが少し残念ではあるんだけれども。
あの白目剥いてガクガクしてるのとかネットでのネタにしかならないじゃんかって(笑)
そんなわけで、とにかく圧巻の映像体験は保証できるので、ぜひこれは映画館で、そしてIMAXで観て欲しい、、、!!!
さらに、ゴジラもコングも共に人間らしい感情が増えていてより感情移入しやすくなっているので、キャラクターとしてもさらに魅力が増しているよ!
(2024.4.15追記)