このレビューはネタバレを含みます
コロナ禍の鬱屈した時期にピッタリの作品ではなかろうか
「ちっちゃい事は気にするな！それワカチコワカチコ～」
に尽きる（笑）
胸熱と爆笑の狭間…
コングがまるでエクスカリバーを抜くアーサー王のようであった
ゴジラのヒレ(？)で出来たエクスカリバーはまるでストームブレイカーだし、ゴジラの放射をストームブレイカーで受けてメカゴジラを攻撃する様など、ソーとキャップの連携プレーのオマージュかのよう
コングとゴジラの共同作業によるメカゴジラへのケーキ入刀、まことに痛快
コングのイケメン振りに、段々とコングがジェイソン・ステイサムに見えてきて困る（笑）
人間模様やら細かいアラなどどうでも良い
マスクを外し、大きな声で思いきり叫ぶことの許されない私達に代わって、コングとゴジラが吼えて吼えて吠えまくり、鬱屈した世界で暴れ回ってくれたのだ
ストレスの捌け口として、これ以上の作品があるだろうか
年に1度は恐竜やら怪獣などの巨大生物が暴れ回る映画が観たいと思ってる私は相当ストレスフルな毎日を送っているのかしら
気の毒なのは、現実にも大変な状況であると察せられる香港の街が巨大生物の戦場となって壊滅的打撃を受けたこと
それと、鳴り物入りで(？)ハリウッドへ進出した小栗旬氏の役どころも気の毒
改めて浅野忠信氏や渡辺謙氏って英語での演技も上手いんだなーと感心させられた次第
小栗くんはこれにめげずにまた挑戦してもらいたいものだ
