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ゴジラvsコングのpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

心のおしっこをじょばああああと漏らさせてくれる怪獣バトル。夢の二大スター競演のアクション超大作。こういうのを映画館で見たいんだよ!の真髄。
〈髑髏島のどこか〉って便利な言葉で始まってどういうことや?と思ってたらそういう事だった。槍投げにびっくり。
〈撃破〉で押し切るトーナメント入場VTR笑った。
ぺンサコーラで特に怪獣と戦うでもなく襲撃してくるゴジラさん怖すぎる。マジモンの怪獣。地球空洞説定着してて笑う。
コングが空母に寝てるの夢があるよね。ゴジラの背びれ凶悪すぎる。コングが空母を飛び移るシーンとヘリで輸送されるシーンでエヴァ成分を感じた。 海のフィールドでゴジラさんに勝てるわけ無いんだよな…。
なぜ海上輸送が優先で空輸が後回しなのかわからないが、それはどうでもいいのかもしれない。コングといえば船だよね。
地下世界の仕組みよくわからんけどなんか凄かったから良し。バトルアックス入手イベント。
そこから地上からの熱戦でトンネル空いてゴジラと香港戦。ネオンが効いた闇夜に怪獣がのたうち回る。ロマンの塊。放射熱線をキャンセルしまくるコングの俊敏なフットワークとビル群を動き回るフィールドバフがかかってて凄くいい。からのバトルアックス。燃えた。決着が着いたのかさえ見てたのに覚えてない。
HEAVとかいう夢の乗り物。4dxするために開発されたとしか思えない熱線を回り込むシーンとか愉快。
人間ドラマを極限まで圧縮するためにキャラクターの味がおかしいことになっており、陰謀論配信者とマディソンとオタク高校生を組ませるというよく分からない食べ合わせ。警備がザルすぎてやばい。
あれ?さっき見たのにどこでどうやってメカゴジラが起動したのか覚えてない。社長の背後で動いてるのはとても好きだった。
ゴジラとコングのどつきあい、キスしちゃうの?と言うぐらい近い吠え合い、心臓踏み潰すと見せかけて踏まないゴジラさんの余裕、からの電気ショックで復活(KOMの核爆弾を思い出す)。
メカゴジラの先にミサイルで攻撃してから本体がアタックする感じやどうみてもプラズマキャノンな回る腕、エネルギー源が不明すぎる赤い破壊光線、とにかく夢の駆動体だった。地下世界のエネルギーをダウンロードしたからってなんになるってんだよ…。
VS物の王道を大きな脚でズンズン進むような映画だった。分かりやすくて熱くて燃えた。うわー!って言いながらみた。4DXで見て大正解だった。
俺たちの小栗旬は「鮭の遡上」と白目が良かったと思う。吹替版だったので英語の善し悪しはわからんが出てくれて嬉しかった。
吹替、尾上松也と田中裕二のディズニーピクサーアニメ経験者はさすがに上手くてよかった。田中みな実の芝居をありがたがる層ってどこなんですか?エイザ・ゴンザレス出てるエンタメ作品の価値は相変わらず。坂本真綾と津田健次郎と山路和弘を味わえてよかった。
人間ドラマの味がおかしくて名前が覚えられたのがジアちゃんと芹沢蓮だけだった。

気になるところはあとから考えただけであって見てる間はずっと(わ!わ!)とちいかわもビックリするくらい慌てていたのでとても楽しかった。
KOMがカルト信者のカルト映画ならGvKはエンタメどつきあい、プロレスベストバウト、格ゲーコンボ集、正面アップ多めって感じだった。モンスターバースがどうなるのかわからないが、次があるならぜひ期待したい。
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