猿山リム

ゴジラvsコングの猿山リムのレビュー・感想・評価

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)
1.0
 子供の頃読んだゴジラ図鑑で、ゴジラがキングコングと対決していること自体は知っていた。
 勿論その作品のリメイクでもリブートでもないことは解ってはいたけれど、怪獣王同士の戦いはやっぱりワクワクするものだ。
 ・・・と、ワクワクしていたらコロナで延期になり、調べてみたら「モンスターバース」というシリーズの4作目という事で、慌てて先月旧作を全部観てから臨んだゴジコン。
 ゴジラだからTOHO系で観たかったが、復習しているうちにいきさつ毛のTOHO系では字幕版がなくなっちゃったので別系鑑賞。


 モンスターバースは毎回監督が違うのに、なんでこうも完璧にストーリーがポンコツなんだ・・・ちゃんとしちゃう監督が一人ぐらいいてもいいのに。
 アクションシーンは素晴らしい・・・ゴジラがやや身軽すぎる印象はあるが・・・怪獣の重々しさは薄いがその分動きで魅せてくれる。
 そして、行動や設定が全てザルで理にかなった点が全く見つからないのもいつも通り。
 ・・・
 子供映画なのかなと思い至る。
 まぁこのシリーズは怪獣の部位欠損を含む残酷描写もありはするけれど・・・。
 子供向けの子供だまし設定で、敢えてご都合優先して、矛盾だらけの言動にしているのかもしれないと思い至った。
 ・・・まぁ本当は、子供の方が矛盾に気づきやすい気もするが、矛盾があっても納得するのも子供。
 出鱈目千万で、内容はほぼないわけだが・・・映像は素晴らしい。
 敢えてのポンコツで、何も考えていない演出を貫いているのだとしたら、立派。

 ・・・ではあるが、個人的に例え映像がショボくても物語や設定がしっかりしている作品が好きなので、言いたいことは解るが評価は低い。
 毎回詰まらなかった…とぼやきつつ、次回作もワクワクして観に行くことだろう。
 ・・・そろそろコンセプト無視して、ちゃんとしちゃう監督が出てくるかもしれないしとね。

 あの敵に関しては、言及しているレヴゅアーが少ないことも鑑み、空気を読んで敢えて語ら
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