映像の迫力というただ一点が良さなので映画館で見なきゃ微妙になる作品
コングの映画、ゴジラの映画をそれぞれしたあとに両者を戦わせるという本作。
モンスターバースにおける”アッセンブル”としてかなり期待していただけに、少し残念な感じだった。
視聴したのは約1週間前、正直印象的なシーンがあまり思い出せない…。
ゴジラのKoMはたくさん思い出せるのに…。
本作がイマイチな理由は「魅せるシーン」が少なかったからではないかと思っている。
怪獣映画には「どうだ～！！デカいぞ～！強いぞ～！カッコいいぞ～！」のシーンが必要だ。
溜めて溜めてドカーン！と放出する、そういうシーンが視聴者の心を盛り上げる。
本作は要素としては良いけど見せ方がイマイチなシーンが多かったように思う。
ヒーロー映画じゃないんだから、能力の強さより規格外のパワーを見せびらかして欲しかった。
KoMが「細かい部分は気になるけど総じて楽しかったのでOK！」みたいな映画だったので今作はそれ以上を期待してしまったのだろう。
陰謀論者のキャラ、中途半端なメカゴジラ、完全にスーパーヒーローと化したコング、ゲーミング香港で見た目だけ鮮やかな戦闘シーンなど、いろんなものを詰め込みすぎている印象。
結局この映画は何がしたかったの？？という感じ。
そのシーンだけでだいたい許せちゃうような心が震えるシーンがあったらなぁ…。
期待値が高すぎた。映像は綺麗だし迫力あるよ。
