このレビューはネタバレを含みます
良くも悪くも前作とは雰囲気が違ってて、トムクルーズがまさかの寅さん化。
このシリーズでこの段階で寅さんになるべきだったかは疑問だけど、
登場する女性の描き方がとにかく良かったから私は大満足。
ヒロイン?のターナー少佐はトムクルーズと互角の能力があって、しかも普段多くの女性が思ってるけど言えないことをあんな啖呵切って、ほんとーにスカっとするし、カッコよくて最高だった。
娘かもしれなかった女の子も孤独そうで生意気そうで利発そうで、ただの可愛らしいお人形みたいなキャラクターじゃないところが良かった。
油断してクレジットカードを使ってしまってピンチになっちゃうところも、あんなに利発そうでもまだ子供なんだ…って余計に守るべき存在なんだって思えて泣きたくなった。
未だにトムクルーズのことワンマンスターみたく思ってる人が私の周りにはたくさんいるけど、私はそう思わないな。
ローグネーションのレベッカファーガソンもそうだったし、相手役の女性を自立した存在として描いてて、私はすごくいいと思うし、居心地がいい。