あきしげ

ジャック・リーチャー NEVER GO BACKのあきしげのレビュー・感想・評価

2.0
もはや彼はアウトローであらず。

良かった点。

・トム・クルーズは華のある俳優
・コビー・スマルダーズが美しい

悪かった点。

・前作を否定するチーム戦
・悪役のマヌケさが際立つ
・娘のサマンサにイライラ
・ストーリーがつまらない

前作はほとんど記憶に残っていない。
トム・クルーズだから観ている感じ。
それでも記憶にないのは退屈の意味。

前作は一匹狼という設定が特徴。
本作はそれを完全に否定します。
この時点でキャラクターが崩壊。
それと同時に作品の良さも破壊。
本作は普通の作品に成り下がる。
しかも、地味なままの展開です。

トム・クルーズはさすがの一言です。
他の人が演じたらつまらないキャラ。
トム・クルーズなら何をやるはずだ。
そう感じさせるも結局普通のキャラ。
トム・クルーズのブランドに頼った。

コビー・スマルダーズは美しい。
何より軍人役が似合っています。
ただ、トムさんと並んじゃダメ。
トムさんの低身長が強調される。

ダニカ・ヤロシュの娘役。
物語をかき回す重要な役。
最後までイライラした役。

ロバート・ネッパーは友情出演。
そう思わせるほどの短いシーン。
もっと活躍すると予想していた。
まさの扱いにガッカリしました。

ストーリーもありきたりで捻りはない。
演出の工夫が弱いから入り込めません。
緊張感もないから途中で退屈と感じた。
アクションも地味で盛り上がりません。

トムさんが力を入れているシリーズ。
せめて前作の監督に戻すべきだろう。
この監督で続編だと確実に失敗する。
あきしげ

あきしげ