[ゲスの極みナンチャラ]は直ちに改名して、その称号を彼らに渡しなさい!!もしくは僕に渡しなさい!!
この映画はまさに下衆の極み決定戦!誰が一番ゲスいのか!!誰が一番クズなのか炎上上等余すところなく披露してくれます!
はやり優勝筆頭は天下無双のゲスボーイ・渋川KEEさん!!売れない映画監督役としていつも以上にゲスっぷりが輝いてました!下衆役の集大成とも言えましょう。。終盤にまさかの強敵・津田寛治も登場しますが彼の場合、下衆というよりかただの変態と言えましょうか。。
こんなゲスゲス言ってますが、
ゲスはゲスなりにプライドがあって
ゲスはゲスなりに情熱があって
ゲスはゲスなりに純粋なんです!!
ストーリーは[映画を何としても作る!!]ただそれだけ!同じような話で去年の隠れた名作『セブンス』という作品がありましたが、それのアナザーストーリーと言っても良いでしょう。
どんなにいがみ合っても、どんなに騙し合っても、所詮は同じ穴のムジナ、映画を愛する事に変わりはありません。
古舘寛治の「僕ら[映画]というクズみたいな女に惚れてしまったワケだからさぁ、一生愛し続けなきゃ」的なセリフが突き刺さります。
フィルマークスも今やデカくなりすぎて何となく不穏な空気が漂っているのもまた事実。しかしながら、スタンスは違えど 渋川KEEさんらと同じく[映画好きの集まり]である事は間違いありません!
こんなゲスい映画を見て改めて「映画とは!?」を考えさせてくれるステキな映画でした!!
という事で僕はピンク映画をレビューし続けます!オイ。