自殺した親友の過去を辿る旅。
ちょっとクサいこのタイトルをそのまま台詞に使う感じは苦手だけど、仲野太賀がご飯を食べながら号泣するシーンはすごく良かった。
もし親友も崖の上でおじさんに出会い、ご飯をご馳走してもらっていたらきっと自殺なんかしなかったんじゃないか?辛い人生だけど悪いことばかりでもないよという涙かなあ?
そして自分も親友にもっと寄り添えていれば…という後悔の涙にも思えた。
抱えていたさまざまな思いを一気に爆発させたことで、主人公自身が親友の死をようやく受け入れたような、印象に残るシーンだった。