私たちが生きている世界はこういう世界なんだなと感じた。特に目立った出来事もないし、感動的な結果が用意されているわけでもない。小さな出来事から小さな物語が始まり、小さく終わり、それがまた続いていく。 私たちが生きているように、この映画も生きていて、この映画が終わった後も、この映画の中の人々は生き続けていく、そう感じた作品。
具体的に明かされない分、私たちが色々な解釈を楽しめる作品。この映画を観て一人ひとりが色々と考えることが出来る。
好き嫌いが分かれる作品かなと思うけど音楽と風景のテイストも含めて私は大好きな作品だった。
仲野太賀の泣きながら一生懸命にご飯を食べるシーンが特に印象に残っている。グッと締め付けられるシーンだった。
