あめのおと

走れ、絶望に追いつかれない速さでのあめのおとのレビュー・感想・評価

3.8
人生は起承転結があるわけじゃないから、こういう淡々とした日常の映画は好き。そうはいっても親友を亡くすって大きなこと。監督の体験だそうだが、村上春樹っぽさもある。
薫は絶望に追いつかれてしまった。
でもそれでも生きなきゃ、生きるんだと、泣きながらごはんを食べるシーンで感じた。
屋上の朝日のシーンも、ラストなんか殆どセリフもないけどそこがよかった。美しかったな。
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