たかり

走れ、絶望に追いつかれない速さでのたかりのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに感想を文字にしてみようと思う。
主演の太賀は、以前友人から似てると言われてからずっと好きな俳優だ。
出会い系サイトのプロフィール写真は太賀の宣材写真で登録してる。

大学時代の親友の急報を受け
受け入れられないでいるが
友人との過去を振り返り
前進するまでのストーリー。
静かな感情の揺れが妙にリアルで
あぁ、もし俺の親友が今死んだ時も
俺はこの主人公と同じような感情に陥るんだと思った。
まあそんな心配はない。今この瞬間もあいつはガールズバーかキャバクラ、セクキャバに行き、
知りもしない女の子に「好き」と言われてヘラヘラしてるんだろうから。
先月急に連絡が来た。「そういえば誕生日おめでとう」と。
滅多に連絡をとらないので、急なお祝いメッセージに何故か少し動揺した。
3回くらいのラリーで互いの近況報告を終え、お盆にまた会おうとだけ約束した。
コロナウイルス渦巻くこの世の中で
会うかどうかは懸念されるが、、、

2人で風呂に入るシーン、屋上での夕日のシーン
自分の青春と重なって
すごく好きな場面だった。
あいつが俺に話してない
大切な存在があるのだろうか。
あったとしてもガールズバーかキャバクラの
女の子だろう。
それはそれで、この映画と同じ展開になるわけだが。
たかり

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