がっつり宗教感溢れる映画。
なので理解はあんまりできていないと思う。
(そのため評価はこの数字)
神父が自殺し、その理由をある女のせいであるとし行われる魔女裁判的拷問。
中でも水の底に沈めるシーン、とても綺麗だった。
想像すると息苦しいし、やってることはとても酷いことなんだけど、映像が綺麗でそんな風に感じない。透き通った水、そこに沈む女、それを崖の上から眺め、揺れる水面に映る女の影。ここの映像だけでもずっと観ていられそうだった。
そして途中で現代へと時代が移る。
終わり方、映像がなんとも切なくて好き。
立場とか関係なしに惹かれるものには惹かれるし、それによって命を絶たなければならないなんて悲しい。