菩薩

私の血に流れる血の菩薩のレビュー・感想・評価

私の血に流れる血(2015年製作の映画)
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これを理解するには圧倒的に知識が欠けている、一応二回観たがまるで分からなかったのでもう諦める事とする。社会的体裁(主に男性の)を守る為に「魔女」とされる即ちファム・ファタール的人物がむしろ「聖母」として復活する事により息絶えるヴァンパイア(は、恋をしたから、って事ですか…?)の話。犬歯を抜くところなんてまんま「去勢」のイメージだろうし、中世パートでゴリゴリ3Pやってた弟君が神に身を捧げ枢機卿にまでなってるってのもそう言うことかしら。そんな「フェデリコ」が現代では詐欺師として出て来るんだから、問題作と言われる所以も分かる気がするが、ただただ知識が欠けているので…。盲目の修道女は『ポケット〜』のお母さんっぽいけど、ベロッキオもっと観ないといけないなと思った。『裁かるゝジャンヌ』っぽくもある…?
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