なお

私の血に流れる血のなおのネタバレレビュー・内容・結末

私の血に流れる血(2015年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

全くのノーチェックだったのだけど、あらすじを読んでみたらフラフラと惹き付けられるようにプレイボタンを押してました🔘
(てか、随分前にねこさんがご覧になっていましたね!🥰)


17世紀のイタリアで🇮🇹
神父が自殺をした。
自殺は許されず、正式な埋葬をする事が出来ない。
だが、悪魔と契約をした尼にそそのかされての自殺だったとウワサを聞きつけ、神父の弟が修道院に駆け付ける…
尼が悪魔と契約した事を認めれば、神父は聖堂へ迎え入れられ、埋葬する事が出来るのです。

僧たちによる拷問…
果たして尼は罪を認めるのか…

と、突然場面が変わって現代へ!
あれから数百年…修道院は荒れ果てていたが、そこには老吸血鬼が住んでいた…😮ポカ-ン

過去→現代→過去…と進むのだけど、どの世界にも登場する”フェデリコ・マイ”とゆう名前の男。
前半部分では神父の弟役、現代では詐欺師、そして最後は枢機卿。

真ん中の現代パートだけは何の繋がりもない話のように思えるのだけど、この存在が不思議な雰囲気を醸し出していて、作品の魅力のひとつになっている気がします✨️

歯が痛い!
人目を忍んで夜に歯医者に向かう吸血鬼おじいちゃん!
歯を抜きたがる吸血鬼なんている〜?!
年老いた今は血を吸うよりも若い肌をただただ撫でていたいんだそうです☺️

ところで、前半で拷問にかけられる尼の名前が”ベネデッタ”!
今公開中の映画『ベネデッタ』と何か関連があるのかな😳
彼女は実在の人物なの?
良くは知らないけど、あちらのベネデッタも魔女裁判にかけられたとかで、ちょこっと似ている?!

今作のラストは目を瞠る展開でした。
この世の者とは思えない美しさのベネデッタは果たして神なのか、それとも…?

後で知ったのだけど、メタリカの”Nothing Else Matters”が賛美歌バージョンで2回流れているそうで…。
メタリカの方を聞いてみたけど…うーん、記憶にございません😂

キリスト教を理解している方には、この作品のあちこちで何か含むモノを感じるのかもしれないけど私にはサッパリです。
でも、面白かった!
好きな作品です☆彡
なお

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