現在と過去、二つの時代を繋ぐものは…
ラストのラストの解釈が難しい、というか正直良く分からないけど面白い。
二つの時代のテイストが全く異なっているのに纏まっているのがすごい、というか気味が悪い(笑…
マルコ・ペロッキオ監督の荘厳な作品。
自殺した男を巡る教会での過去パート、バンパイアと噂される老人の現代パートの2部構成になっています。
聖歌が全編流れる荘厳で、相当難解かつ宗教的な作品でしたが…
【第72回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門FIPRESCI賞】
『甘き人生』『シチリアーノ 裏切りの美学』など三大映画祭全てで受賞しているイタリアの名匠マルコ・ベロッキオ監督作品。
想像の…
よくわからないながらも面白く見れたのだが、メタリカの“Nothing Else Matters”が2回も流れるのが妙にズレてる感じがして異様。しかもよくわからない聖歌verみたいなのになってて、こ…
>>続きを読む2021/10/6
17世紀、イタリア北部の町。自殺した神父を誘惑したとされ、魔女裁判にかけられる尼僧。拷問のひとつではあるけれど、重石を付けて川に放り込まれる尼僧の水中シーンがすこぶる綺麗。また、…
中世を舞台にした魔女裁判が一転、死期を悟った吸血鬼の現代劇が展開する、物語が大胆に飛躍する力技が凄い。美しい撮影・美術・衣装で画面の密度を高めつつ、信仰や権力の不条理さを抉り出す様は「動く風刺画」。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
マルコ・ベロッキオ監督作品。
これはとても神聖な雰囲気の不思議な話。
あ〜…理解が難しい。
でも、不思議と飽きずに眠くならない!
沢山の好きな要素が合わさって…大好きな映画です。
神のみわざか悪魔の…
垂直/落下/投棄の運動はリディア・リバーマンの身体を拘束/沈淪/幽閉へと導くが、同時に浮上/解放への可能性も示唆する。「浮き上がれば摂理に反する。お前以外の力が働いた証拠だ」という台詞があるが、ベロ…
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